多くの地域で重要な各学年最終学期末の成績
お住いの地域により様々な内申点計算システムがありますが、わが県では、各学年の3学期の通知表評価によりその内申点が決まります。
内申点の評定を1上げるだけで、入試本番の3点分と同等の得点となってしまうので、受験直前のこの時期も、定期テスト対策や普段の提出物にも手を抜けません。
◎我が家の通知表の変遷
正直、我が家の息子は中1~中2初期までの約1年間は、上位の公立高校を目指せるだけの内申点を取れておりませんでした。
中学1年生時の1学期定期テストは350点前後(500点満点)。
提出物や宿題も本人任せだったので提出遅れで減点もたびたびあったでしょうし、小テストや単元テストの点数も知りません。
本来、全てを管理するようなやり方では、自立心・自律心がなにより必要な塾なし勢は伸び悩むと考えていました。
当然、中3の現在でも定期テスト・模試・通知表以外は確認していません。
当初は、親が内申点の重要さを理解してなかっただけという面もありますが(笑)
そんなギリギリの状態から、なんとか上位の公立高校にチャレンジできるだけの成績に上げてきた息子はある意味よく頑張っていると思います。
さて、そんなこんなで実際の通知表評価ですが。。。
※1年学年末→2年学年末→3年(現2学期終了までの評価)
国語:4→4→5
主要5教科の中では今でも不安定な国語は、やはり定期テストでも高得点は取れておらず、70~80点が多く苦戦している教科。
はっきり言ってほとんど定期テスト対策はしていなかったはず。
3年になり、定期テストでは85点未満ですが、多少の忖度(笑)が働いたのか現状5の評価をいただいております。ラッキー(笑)
数学:4→5→5
数学も1年時は得意教科とはとても言えず、定期テスト70点台を連発。
比較的簡単な単元テストでは高得点取れるもんだから、定期テスト前には油断して学習量が少なくなる傾向が強く、『理解しているつもり病』がなかなか治りませんでした。
2年の中盤からは、問題演習量の大事さに気づいたのか、安定して90点以上を取れるようになり、3年3学期の評定『5』も堅いでしょう。
英語:4→5→5
1年時は、単語の綴り、文頭の大文字、文末のピリオド・クエスチョンマーク忘れがひどくて勝負になりませんでした(涙)
しかし、数学同様、定期テスト対策学習の大切さと学習量を確保することにより、得点も安定。
地道な学習を継続したおかげで地力も上がってきていると感じる教科です。
理科:4→4→5
1,2年時の微妙な評定の原因は、ズバリ計算問題の弱さですね。
数学同様『理解しているつもり病』が顕著に表れた教科で、改善するのに2年間を要しました(笑)
3年生になってからの定期テストはなぜか絶好調で、学年トップクラスの得点(ほぼ100点)を取り、3学期の評定『5』確定ですね。
今では、必要以上に自信満々な得意教科へと化けました。
社会:5→5→5
1年時から勉強の仕方(暗記の仕方)が嵌ったのか、継続して90点以上は取れているので、よほどの提出ミスや怠慢態度取らない限り、安定の『5』です。
高得点が取れていると、なぜか連動して学習量も確保するので、やはり結果は最良のモチベーション薬となるのだと感じた教科です。
学力テストや模試でも得点源となり、本番でも高得点を期待できます。
保体:4→5→5
サッカー少年としては落としてはならない体育(保健)ですが、いい加減な提出物を出したのか、1年時にまさかの『4』。
ある意味、一番の誤算でした(笑)
保健のテスト自体は難しいものではないので、ある程度意識して過ごせば『5』は当然です。
技家:5→4→5
技術・家庭は2年時に、夏休み明けの提出物を出さないまま放置するという掟破りな行動のおかげで2学期の評定はなんと『2』。
さすがに親に説教されて、生まれ変わった息子は無理矢理3学期には『2』→『4』まで上げるという離れ業を演じ、致命傷を免れます(笑)
美術:4→4→4
定期テストがない美術は作品とレポートがメインという難しい教科です。
通知表の詳細を見ると評価が低いのは『創造性』って。。。。
それってどうすりゃ上がるの?(笑)
とにかく、レポートを文字で埋め尽くして、奇跡の3学期『5』を祈るのみ。
音楽:4→4→5
美術同様、定期テストがない音楽。
ちなみにうちの息子は歌が下手です(笑)
こりゃ、どうしようもないだろうなと思っていたら、中3前期評価でなんと『5』の評価をゲットしてきて驚きました 。
本人いわく、合唱コンクールのパートリーダーをやったのが効いたな。とのこと(笑)
評定が比較的厳しい我が中学の3年最後の調整機能が働いたのか。。。
よくわかりませんが、なんとかこのままキープです!
◎気づけば3年学期末オール『5』のチャンス
ご覧の通り、我が息子の入学時は優秀とはいえない成績で、いたって『普通』。
公立上位校には、内申点の比率が軽減される、当日学力点重視の枠がたいていあるものですが、それはあくまでも本番一発勝負になってしまうということ。
合格平均偏差値よりも『+5』くらいまで偏差値を上げられない限り、非常にギャンブル性の強いチャレンジになってしまうので、やはり内申点を志望校基準近辺まで上げることは絶対条件といえるでしょう。
なんとか、志望校ラインを変えないで済んでいますが、これまでに評定『3以下』を1回でも取ってきていたら大きく方向転換させられている可能性が高い。
たいてい、こういうブログを書く親御さんって、自慢できるほど優秀なお子さんが多いものですが、残念ながら、我が家の息子はちょっと違います(笑)
スポーツ活動との両立に適応しながら、少しづつ意識を高めて、なんとか今の成績まで上げたのですから、ここまできたら目指している志望校合格という結果を勝ち取らせてあげたいですね。
そして、普通学力のスポーツ少年が塾に行かなくても、結構なんとかなりますよ!というモデルケースになってもらいましょう!
では、また(^^)/