塾なしアスリートの公立上位高校受験

普通学力のサッカージュニアユース中学生が独学で上位公立高校に合格するまでの記録

書店には並ばない塾用教材に対抗する方法

塾なし勢にとってのレアアイテム・塾用教材に迫る

塾講師のみなさんのブログ等を見ていると、たまに見かけるキーワード『塾用教材』。

文字通り、塾又は学校からしか購入することのできない教材・問題集のことなのですが、皆さんが声を揃えて塾用教材>市販教材という声を上げています。

塾用教材ってそんなにいいの?

無理矢理手に入れてみたので、少し記事にしてみます(笑)

 

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◎塾用教材ってなんぞや?

ほとんどの受験生がなんらかの塾に通っているこのご時世、あまり意識しているご家庭はないかと思いますが、皆さんが塾で購入・使用している教材・問題集は一般の書店には並んでおりません

全国的な塾用出版社もあれば、地方での対応をメインとする出版社もありますが、とにかく販売&管理が徹底しており、我が家のような一般庶民(?)に簡単に手に入れられるようなものではないのです。

裏ルートを使って(大げさ)数冊手に入れて確認して市販問題集との違いについての個人的感想を言うと。。。

問題数が豊富

市販されている問題集よりも、各単元の問題数も豊富で、冊子自体も厚いものが多い。

確かにこれなら、通常学年なら学校のワーク+塾用教材1冊をしっかりやればある程度の実力はつくでしょうし、他の市販問題集に手を出す必要もないかもしれません。

 

紙面がシンプル

キャラクターを前面に出した賑やかな表紙や個性的なタイトルの市販問題集とは違い、表紙や内容印刷物も、あまりカラフルにはせず、いたってシンプルな作りです。

元々、カラフルな紙面が嫌いな私としても、非常に見やすい内容のものが多い。

 

レベル別設問が判別しやすい作り

様々なレベルの学生に売ろうとしているしている市販教材と違い、明確なレベルや使用意図が設定されているものが多く、学力を伸ばすために使用&購入判別がしやすい。

基礎学習編や、1,2年の復習編等、サポート教材も当然用意してある。

 

模試の過去問が問題集に?

塾では全員に購入させずに、演習問題として扱っているのでしょうが、なんと模擬試験の過去問も小冊子となって販売している出版社もあります。

当然一般販売はしておりません。ずるいです。

 

地方別の過去問分析

高校入試対策用の問題集も当然豊富ですが、その地方限定の過去問+類似問題(実際の過去問を全国から抜粋)した問題集や、独自問題のような難問対策重視の問題集冊子も存在していたりします。

毎年編集したりしているので、常に最新の情報や問題で学習ができます。

 

◎中学生用塾用教材は付加価値の権化

はっきり言って、塾用教材>市販教材というのは間違いないでしょう。

問題数が豊富&ページ数も多いこともあり、定価は市販問題集よりも高いです。

塾生や季節講習に参加した生徒は希望すれば購入する事もちろん可能ですが、自分か使用することが前提で、塾内にある教材も持ち出しは厳禁です。

しかし、なぜそんな優秀な問題集を市販してたくさん売ろうとしないのでしょうかね?

業界に詳しいわけではないので想像でしかありませんが、一般には『手に入らない』というのが付加価値として乗っかり、通常よりも高い価格設定になっているのは間違いないでしょう。

価格を落として市販として多売するよりも、これだけ塾通いが多い世の中、『塾専用』という付加価値のもと、高い価格設定の方が儲かると。

そもそも塾に通っているご家庭は、比較的富裕層。

「こんな高い教材ならうちは買いません!」なんてことを言うご家庭は皆無でしょう。

しかし、実際に高い授業料を払っているご家庭が『塾用教材』を手に入れられるというのは、ある意味理にかなってます。

いくら愚痴っても、使いたければ塾に入れば?と言われるのは目に見えております(笑)

個人的には、塾なら教材じゃなく指導で勝負しろよと言いたいところですが。。

 

どうしても塾用教材を手に入れたければ、

・塾に入る(当たり前)

・塾に通っている友達に買ってもらう(おそらく掟破り)

・ネットオークション(品数は少ない)

・怪しいネットショップ(過去問系以外なら一番可能性高)

どうあがいても、これしかありません。

うーん、どれも自由に教材を選べるような選択肢にはならなさそうだなぁ。。。。

中身を吟味しながら検討できないので、評判(〇〇塾が使っているとブログで紹介しているから)や周りの塾に行っている友達が使っているからという盲目的な選択しかできないのがつらいところ。

 

◎市販教材でも戦える問題集は増えている

手に入らないものをいつまでも欲しがっていてもしょうがありません。

ただ、公立高校受験に限って言えば使いやすい問題集もすこしづつ増えております。

公立高校入試問題集でも正答率別にまとめた問題集が増えてきていますし、なにより実際の公立高校過去問を意識した問題集が多数市販されるようになりました。

あとは、自分の受験する地域の過去問分析を自分でやらなければいけないという問題をクリアすれば十分に戦えるはずです。

受験本場を見据えて、自分の地域の過去問を多く解くのも必要ですが、通常学習(遅くても中3初期からは)でも公立高校の過去問を利用しながら学力を上げていきましょう。

市販の問題集の中でのひとつの解決策が、全ての履修を終えていない状態からでも過去問演習できる『高校入試正解   分野別過去問』だと私は考えています。

過去問をどう扱うか

塾に通っていないご家庭の大きなテーマのひとつですので、是非早い段階からサポート計画として検討するようおススメしておきます。

 

 

 

では、このへんで(^^)/