おすすめ市販教材(社会・理科編)
小学生時代・中学1年からの積み重ねが重要な国語・数学・英語は中学3年間を通して地道な学習が必要なのに対して、主要5教科の残りの2つの社会・理科は、終盤の詰め込み学習でも入試得点UPが期待できる教科です。
もちろん、定期テスト学習や模試範囲における学習を通しある程度知識を定着させておく必要はありますが、やり方次第では入試前の時期に大きく得点を伸ばすことができるのは間違いありません。
◎公立上位高校以上狙いの社会・理科おすすめ教材
最近、記述問題が増えてきてるとはいえ、理科・社会で必要なのは、まず膨大な知識・用語のインプット作業。
中学校で使用している、教科書・資料集で覚えるよ!という方は、もちろんそれでも全く問題ありません!
むしろそれができるなら経済的にも理想的なのかもしれません。
ただ、社会3分野(地理・歴史・公民)に理科4分野(物理・科学・生物・地学)の入試範囲学習量は効率よく学習しなければ、時間が足りなくなる可能性が高いので、我が家では、重要事項と資料がまとまっているインプット用のサポート教材(参考書)を随時購入しております。
1番のおすすめは高校数学でお世話になった方も多いのではないでしょうか?
『チャート式』シリーズです。
このシリーズは膨大な情報量ながら、非常に見やすくまとまっていて(それなりに紙面はびっしりです)、A5判なので持ち運びにも便利です。
インプット学習はもちろんのこと、入試直前の過去問→不明な問題→その単元の見直しという作業のときにも学習しやすく、大きな力になってくれます。
できれば、中学1年時から都度学習分野の参考書を確認できるように購入しておくと、使い慣れてさらに効力を発揮できると思います。
我が家では、定期テスト・模試前の復習に2,3度これを見直す作業に慣れたようで、息子の評判も上々です。
他にもチャート式と似た雰囲気があり、情報量豊富&非常に見やすい『くわしい』シリーズ、より取り組みやすい余裕を持った作りの学研『ニューコース』シリーズや同じく学研の社会・理科がそれぞれ1冊にまとまった超分厚い『パーフェクトコース』などもありますので、好みのものを選んでもよいと思います。
我が家では、紙面の雰囲気・情報量・取り扱い易さ・紙質で『チャート式』を選びましたが、使い慣れてくると高校受験直前期で確認作業が容易になるので、早い段階での購入をおすすめします。
アウトプット作業(問題集)の一番のおすすめは当然『全国入試問題正解』または『分野別過去問』で決まりです。
偏差値65以上の公立高校狙いの生徒は入試前にTEL帳or分野別をひたすら解きまくり知識を定着させる学習法をおすすめします!
社会・理科で85点以上を狙い、より合格への可能性を上げていきましょう!
◎公立中堅高校狙いの社会・理科おすすめ教材
インプット作業がしやすいと定評のある『実力メキメキ合格ノート』も非常に良い教材です。
2色刷りの紙面は非常に見やすく、覚えなければならない重要語句・基本知識はこの1冊で網羅できるでしょう。
別冊で、穴埋め式に語句をどんどん自分で書き込んでいくテキストも付いてくるので、インプット作業も効率良く進められます。
中3夏休みに受験勉強を一気に加速させガリガリとやるタイプなら、このシリーズを第一におススメしておきます。
受験用問題集としては、TEL帳はちょっときつい。。。というお子さんなら、公立過去問を抜粋した問題集でできるかぎりの問題数を解いていきましょう。
理科も社会もやるべき問題集はシリーズを揃えたほうが、扱いやすいかと思います。
社会を例に例えると、
などをおススメしておきますので、過去記事も含めご参照ください。
◎番外編サポート教材
メイン教材の他にも、番外編としていくつかご紹介しておきます。
歴史年号は覚えておくとやはり有利なので、是非取り入れたいのが語呂合わせ年号暗記もの。
理科の計算問題も苦手なお子さんが多いと思います。
ピンポイントで強化するためにはこのシリーズが手軽でおススメです。
コンパクトで薄い問題集ですが、公立過去問抜粋でやってみる価値あり。
そして、受験直前期で休み時間や移動時間にも手軽に確認学習したい時には、
一問一答方式で重要語句の確認、小さいながらも、地図や歴史ミニ年表、理科の実験道具問題やイラストも意外と豊富で使い勝手も内容も◎です。
基本問題中心ですが、公立高校の過去問を抜粋している点も◎。
受験直前期の確認にも良いですが、すごーーーく勉強したがらない低偏差値(失礼)な子はこの2冊で集中勉強もアリかもしれません(笑)
受験本番で社会・理科を得点源・得意科目にすることは、高校入学後を考えるとあまりお勧めできません。
しかし、たとえ上位公立高校でも数学の1点と社会の1点は同じ1点(傾斜配点除く)。
合格することが現時点での目標である以上、社会・理科の得点を短期間で伸ばすことは立派な作戦のひとつなので、是非後半の学習計画に組み込み、時間の許すかぎり得点を伸ばすことを考えて学習していきましょう!
では、このへんで(^^)/