引退しない公立高校受験生
高円宮杯全国への進出の可能性を早々に立たれた我がチーム。
10月に入ると、3年の20%ほどが受験勉強という名のもとに引退しておりました。
スポーツ特待組は当然、まだまだ楽しそうにサッカーを続けておりますが、その中に当然のように息子も参加中。
◎公立高校受験組は引退して当然?
リーグ戦を終了した時点でプチお疲れさん会があり、そこでチームメイト20名中、6名が受験勉強に専念するために引退。
うちのような中堅チームでは、毎年約半数程度がここで引退しますが、今年はスポーツ特待&推薦と学力不足のために既に私立専願を志望している選手が多いため、引退は若干少な目でした。
そこそこ公立上位校を目指している息子も当然引退するものと思っていた指導者陣も『え、練習まだ来るの?』という反応(笑)
大人の感覚で言うと、引退は当たり前のように感じるかもしれませんが、周りの部活・クラブ引退生はあまり上手くいっている印象はなく、やはり、引退したからといってその時間を勉強にあてるのはなかなか難しいようです。
引退と同時に塾に通い始めるならうまくスイッチが切り替えられますが、もともと塾に通っている人は逆に緩んでしまう傾向が強いですね。
◎引退拒否からの、なぜか目指せ全国!
サッカーの公式戦は高円宮杯で終了で、ほとんどのチームは既に来期に向けてのチーム作りが始まっているはずです。
ただ、もうひとつのジャンルの公式戦が現在進行中で、それが、JFA 第25回全日本U-15フットサル選手権大会です。
この大会は全てのサッカー中学生が目指しているものではなく、冬期の選手モチベーション維持やフットサル普及を主な目的としており、参加しない方針のチームも多い大会です。
フットサルに対しては『サッカーとは別物』という見方も根強く、その考え方は一概には否定できません。
ただ、個人的には足の裏を使用するテクニックや狭いエリアでの判断など、サッカー技術向上の良いトレーニングになると思っていますし、高校選手権に出場するレベルの高校でもフットサル技術活用を前面に押し出してくるチームも増えてきているのもその証拠ではないでしょうか。
息子のチームは、その大会のブロック予選(46チーム中、3チーム突破)を無事突破。
12月前半に行われる県大会に向けて、日々トレーニングに励んでおります(笑)
そこでも勝ち進むと、1月中旬に三重県で行われる全国大会。。おいおい(笑)
まあ、フットサルを専門に頑張っている強豪チームもあるので、その可能性は非常に低いですが。
フットサルはサッカーよりも攻守の切り替えが激しく、中学生年代になるとそのテクニック・パワーも大人顔負けになってくるので見ているのも意外と楽しいですね。
予選に参加していた部活勢(中3生)も意外に多く、選手層に厚みがないチームでも強豪クラブチーム(基本的にフットサルの練習はしないので)を倒すことができる番食わせも、フットサルならではでなかなか楽しい。
いずれにしても、この時期に熱い戦いを見せてくれる文武両道息子に感謝です(笑)
◎引退しないのは高校サッカーを見据えて
はっきりとした時期は決めてはいませんが、息子も受験本番に向けてのサッカー休止時期は来るでしょう。
本人のモチベーションに任せますが、親の勝手なイメージでは受験1か月前の2月からではないかと予想。
息子は、公立高校サッカー部でも県上位・全国を目指す気持ちがあり、1年のうちからスタメンを取れるくらいでないと充実した公立高校サッカー生活は望めないでしょうし、私立高校サッカー部に進んだとしたら、県のトレセン勢やスポーツ特待勢を相手に厳しいスタメン争いをしなければなりません。
そう考えると、やはり4,5か月のブランクは長すぎます。
2月に1ヵ月の勉強期間を挟んで、3月上旬にはチーム練習復帰、そして高校サッカー部への練習参加という流れで4月からは動ける体を作る必要があるのです。
大学への進学するかどうかすら今の時点ではわかりませんが、高校でもサッカーを軸とした楽しい高校生活を送って欲しい。
中学サッカーもあっという間でしたが、高校サッカーもそれ以上にあっという間に過ぎるでしょうから、高校スタートから全力で!
ちなみにスポーツ特待が決まっている選手は、当然この時期あまり勉強しません。
もちろん、本気で高校スポーツに向かうのも良いことですが、学力的に言えばここからの半年で一般受験生と開く学力差はとんでもないことになります。
特待や推薦が決まっても、一般受験と同様に入学試験は受験させられるケースが多いはずなので、常識的な学力は身に付けて高校に入学できるように頑張りましょう。
◎冬期講習も参加しない方針決定
そんなこんなで2学期中は、今と変わらない状況で勉強していくことになりますが、本人と相談し、受験本番まで塾には頼らない方針を決定いたしました。
このブログのタイトルも変える必要はなさそうです(笑)
本人の意見をまとめると、
・学力的にも、なんとかなる手応えを感じている
・この時期から塾に行って、リズムが崩れるのも嫌
・自分が行くと友達の邪魔をしそう
・塾代が高いのを知っている(その分もらおうと目論んでる)
・まだサッカーやるし
・スタディサプリの関先生を師匠と呼んでいる
まあ、この2年半で誘導された感もありますが、ここまででなんとかなる学力をキープできていることに正直、親としてもホッとしております。
既に、受験まで使用する教材や過去問は全て購入済ですし、あとは息子の頑張り次第。
がんばってもらいましょう!!
フットサル全国大会にも実は心のどこかで期待している。。。(笑)
ではこのへんで(^^)/