スタディサプリのメリット・デメリット
月額が安いので、失敗してもいいやと始めたスタディサプリも、契約してから既に半年が経過しました。
まだ解約していないので、我が家では意味があると判断しているわけですが、使っていくなかでメリット・デメリットの両方は見えてきました。
学習スタイルが変化してきている現代では、スタディサプリのようなダウンロードと動画配信システムはますます需要が伸びてくると思いますが、我が家で使用してきたメリット・デメリットを挙げたいと思いますので、これから検討しようというご家庭の判断材料になれば嬉しいです。
◎スタディサプリのメリット
想像以上に講座数(=設問数)が豊富
これは予想外でしたが、基礎編・応用編・教科書別・定期テスト対策・公立入試対策と様々な講座が存在するため、問題数がかなり豊富で弱点を補強するピンポイント学習を考えた場合、追加で問題集を購入する必要がないという点。
使い込んでいるうちに、実は受験直前期の過去問演習(全国高校入試正解・分野別過去問)以外はこれ一本で学年上位の成績を取ることも可能ではないかと感じました。
しかも、1単元の設問プリントが5,6枚程度(余白ある程度あり)で、解答が3,4枚程度なので動画を見なければ、約30分程度で完結できる適度な量。
通塾しないご家庭では、問題集選びというのは重要な課題なので、それを補足できる、またはメインともなりうる有力な教材といえます。
詳しい講座項目はこちら→スタディサプリ講座案内
悔しいが、やはり動画解説はわかりやすい
通塾せずに、市販問題集中心で乗り切るテーマのこのブログですが、実際に中学生がそれをこなすのはなかなか困難な作業です。
学力が上がってきて、自学スタイルに慣れてくると効率はどんどん上がってきますが、それでも講師の説明で解答のコツを聞けるというのは当然ですが、想像以上に理解しやすいようです。
紙面上の解答・解説で理解できるほうが時間効率は上がりますが、なかなかレベルの高い問題も掲載されているので、解説を読んでも理解が不十分な時に、動画解説があると非常に安心で、わざわざ学校の先生に質問にいく必要もありません。
中3の息子が動画解説を見て、『それでもまだわからない』という問題は、今のところひとつもありません。
講師陣はやはり厳選されている
他の塾や、問題集でも最近では動画解説付きの教材が増えてきました。
YOUTUBEなどの無料動画などでも閲覧できる学習動画も増えてきています。
いろいろな動画を見てきましたが、その中でもやはりスタディサプリの講師動画は安定感抜群で、講師陣の解説や話からもさすがだなと感じさせることが多いです。
多くの著書でも知られている英語の関先生を筆頭に、丁寧に解説する部分と、強く勢いを持って話すその動画授業は印象度という点でも、やはりスタディサプリの大きなセールスポイントだなと感心します。
ちなみにうちの息子は理科の佐川先生の授業が大好きなようです(笑)
同時に軽いデメリットとしては、ちょっと生理的に苦手な先生もごく少数います。。
さすがにここでは実名は書きませんが(汗)
自分の地域の実際の過去問の解説も聞ける
このスタディサプリでは、47都道府県の3年分過去問が収録されており、もちろん自分の地域の実際の過去問(独自校問題などを除く標準問題)が無料でダウンロードでき、さらに、その過去問に対しても、他の講座と同様に講師陣が解説してくれます。
公立上位校の問題も全て網羅してくれたら本当はありがたいのですが、それを差し引いても非常にありがたい動画。
わざわざ過去問を買わなくいいので節約にもなります。
◎スタディサプリのデメリット
特に見当たりません(笑)
しいてあげるとしたら、勉強が得意ではない(好きではない)お子さんにポンと与えても、勉強が自らするようになったり、成績が勝手に上がるような魔法のツールではありません。
それは担当のコーチが、独自に学習スケジュールや確認テスト、そのチェックや採点をしてくれる個別指導コースだとしても変わりないと思います。
このスタディサプリは、あくまでもご家庭にスケジュールチェックや問題のダウンロード&プリントを管理してくれる親のサポートがあってこその教材。
もちろん学習意欲が高まり、自己管理ができるようになってくる中学3年や高校生になってくると、自分で勝手に使いこなしてくるはず。
そういう意味では私立・公立を問わず、スタディサプリを学習ツールとして公式採用している高校がドンドン増えてきているのも理解できます。
ではこのへんで(^^)/