意外と役立つお受験テーマのメディア作品
受験生が家庭にいてもいなくても意外と楽しい、受験テーマのマンガやドラマ・映画・小説。
さすがに受験生にとっては参考になるとは思えませんが、それを見守る保護者にとってはなるほど・・と納得させられ、あるある!と共感を得られて楽しいものです。
いくつかご紹介させていただきますので、レンタルなどで楽しんでみてください。
◎二月の勝者-絶対合格の教室(マンガ)
現在も連載中の中学受験をテーマにした漫画です。
競争が激しい都内の中学受験進学塾を舞台に、若き冷徹なカリスマ講師を軸に、進学塾の真実や有名中学を目指す小学生とそのご家族が繰り広げる受験戦争という重いテーマをやや軽いタッチで描いております。
中でも特筆すべきなのは、受験する小学生本人ではなく保護者である『親の狂気』。
地方の高校受験とは勝手が違い過ぎて、参考云々という話ではありませんが、やはり受験生を抱える親としては共感できる部分もあり、是非皆さんにも読んでみてもらいたいですね。
塾講師の中でもおススメしている方もいるように、結構リアルなようで。。。
内容的にちょっと怖いけどおススメです。
ある意味参考にもなります(笑)
◎ドラゴン桜(TVドラマ)
貧乏弁護士(東大卒ではない)が偏差値35の底辺高校に特進クラスを作り、ちょっと癖のある講師たちと東大合格を目指すという同名マンガを原作にしたドラマです。
『バカとブスは東大に行け』がテーマです(笑)
学力を上げるという観点では完全にマンガですが、東大に合格するためにはその試験にあった対策をひたすら講じていくという無駄を省いた考え方は必要だと感じることができるかもしれません。
生徒役が、山P、ガッキー、長澤まさみと現在の主役級を揃える豪華版ですし、あまり古さを感じさせません。意外と泣けます(笑)
◎受験のシンデレラ(TVドラマ&小説)
毎年、東京大学に何人もの合格者を送り込む「受験界のカリスマ」講師・五十嵐。富も名声もすべて手に入れ順風満帆の人生だったが、ある日突然がんで余命1年半と宣告される。五十嵐はコンビニで偶然出会った高校中退の貧しい少女・真紀の存在にひかれ、自分の持つすべての受験テクニックを注入して彼女を東京大学に合格させようとするという物語。
ヒロインの記憶力がずば抜けているという設定で、正直現実の受験にはそれほど役に立つとも思えませんが、面白いです(笑)
映画版も出ておりますが、映像ならNHKのドラマ版が一番面白いし、原作の小説も読みやすく良い小説で、お子さんの朝読書にもよいかもしれません。
東大関連の受験本でも有名な和田秀樹先生の作品です。
◎ビリギャル(映画)
みなさんご存知ビリギャル。
低偏差値ギャルが、信頼できる塾講師に出会い偏差値を40上げて慶応に合格するまでのどちらかと言えば受験ドラマというよりは家族ドラマ。
家庭には、幼いころからプロ野球選手になるべく父親にしごかれて、野球名門高校で挫折する弟がいるのですが、逆に我が家ではこちらのほうが共感できて心が痛いです(笑)
ビリといっても有名進学校に通うもともと高スペックな女子というのが現実のようですが、作品としては非常によくまとまっていて楽しめます。
書籍もたくさん出ていますが、映画版一択ですね。
以上何点かご紹介させていただきましたが、お子さんと一緒に見たら勉強に目覚めるかもしれませんので是非ご覧になってみてください(笑)
ではまた(^^)/