塾なしアスリートの公立上位高校受験

普通学力のサッカージュニアユース中学生が独学で上位公立高校に合格するまでの記録

高校受験をサポートする親なら中学の学習単元&基本内容を理解しよう

親も中学履修単元は理解しておかなければ戦えない

 

塾に行かずに高校受験(特にトップ・上位高校)を狙う場合には、親の様々なサポート絶対条件です。

インターネットが発達している現在では、情報を得る手段はたくさんあり、以前よりも塾なしで戦える環境が整ってきているとは思いますが、その情報を使いこなす為に必要な知識があります。

ズバリ、それは『中学校の学習内容を把握する親の学力』です。

 

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 ◎実際に勉強するのは子供じゃないの?

なぜ、親が学習単元について学ばなければならないのでしょうか。

塾なし高校受験に必要な親のサポートを時系列を追って確認してみましょう。

 

中1初期の学習サポート

小学生からの先取学習も含めて、学校の授業で理解しきれない部分(特に英語・数学)は親が指導してあげる場面があるはずです。

特に中学1年初期では、できるだけ一緒に勉強する機会を増やし、積極的に子供の学習に関わる意識を強く持っていただきたいと思います。

そのためにも、中1初期の学習内容理解は必要なことだと思いますし、塾に通わずに高校受験を目指すとしたら、是非中学1年の1,2学期を重視した学習知識面でのサポートをおススメいたします。

この時期の学習を子供任せにすると、非常に危険ですし、取り返しのつかないことになりかねません。

 

 

定期テスト・模試の範囲確認

初めての定期テストや模試は、中学受験を経験していないお子さんにとって未知の勉強領域です。

もちろん、学校からも勉強の仕方や必ず覚えて欲しい英単語や用語などのアドバイスはもらってくると思いますが、それを聞いてバリバリテスト勉強できる中学1年生はなかなかいないもの。

テスト範囲はどこまでなのか、効率よく模試の勉強するためにはどの単元をどう勉強するのか、一緒に把握・共有していく意識が必要です。

中学2年生以降も、必要に応じてアドバイスや確認をするためにも5教科の学習単元(名)や基本的な学習内容を知っておかなければ、アドバイスはおろか子供任せのテスト勉強に終始してしまう可能性が高くなってしまいますので注意が必要です。

 

 

市販問題集・教材選び

教材や問題集選びでも、最低限の学習単元知識は必要です。

子供の成績に合わせての難易度選択、今後どの学習単元を重点的に学習してくのか、子供の苦手な科目・単元を克服するためにどの教材を選ぶべきか。

特に英数国では、対策分野によって選ぶ教材が大きく変わってきますので注意が必要

自宅学習を効率よく進めるため、より得点に直結させるためにも親御さんの単元知識が必要になってくるでしょう。

 

 

受験対策・スケジュール作成

そして、最も重要なポイントが受験本番の傾向対策とそれに向けてのスケジュールを組むための学習単元感覚です。

お住いの地域では数学の図形作図問題は出題されますか?

英語の発音問題の有無、英作文問題はどのような出題形式ですか?

過去問を解いたり、研究・対策していくために三平方の定理や関係代名詞などの学習単元名や基礎知識は親御さんにも必要になってきます。

上位高校やトップ校を狙う受験勉強スケジュールを組むときには、(特に中3の2学期以降)お子さんが現在学校で習っているのはどの単元なのか、その学校の宿題・学習と並行して受験対策を進めるとしたら、どの単元を学習する必要があるのかをお子さんのレベルに合わせて考える必要がでてくるでしょう。

 

 

◎塾に行かない家庭では親が作戦司令部

親も最低限の学習知識が必要なのは間違いないですが、かといって難しく考える必要はありません

中学1年の1学期の英語数学の内容を理解しておけば問題なし。

数学で言うと四則計算と一次方程式・比例反比例、英語で言うと一般動詞の活用と命令文やWH疑問文の基礎程度。

それほど勉強が得意ではなかった親御さんでも、中学1年の教科書を軽く読めば忘れていた学習記憶がよみがえると思います

勉強しなさい!と頭ごなしに命令するよりも、親子で一緒になって勉強する機会があれば、今後に生きる良好なコミュニケーションになります。

どうしても、説明するのが難しいならスタディサプリで(親御さんの)苦手な単元をカバーする方法もあります。

 

 

中学1年後期以降になると、あとは学習内容の把握というよりは、5教科の学習単元名とその簡単な内容が理解できる程度で十分です。

勉強を教える場面はほとんどないでしょう。

というか、中途半端な知識で教えすぎるとかえって危険ですから。

うまく中学1年を好成績で乗り切ることができれば、学校の授業と、問題集の解説だけで90%は理解できるようになります。

難しい問題の解説だけ学校の先生に質問できる環境があると完璧ですね。

 

また、模擬試験を受けると、答案と共に設問別の正答率データや様々な学習データが分析されてくると思いますが、そのデータによって子供の苦手分野・得意分野を分析して、学習計画を変更修正していく場面も必ず出てくるでしょう。

その際にも、コロコロと方針を変更することなく、微調整で弱点を克服していくには親御さんの基礎知識は欠かせません。

 

あくまでも必要なのは、子供に勉強をさせるというよりは『子供と一緒に勉強して成長して、なおかつ成功する』という感覚です。

生意気な言い方ですが、このブログを読んでくれている熱心な親御さんなら間違いなくクリアできる壁ですので一緒に楽しく頑張っていきましょう!!

 

ではまた(^^)/