塾なしアスリートの公立上位高校受験

普通学力のサッカージュニアユース中学生が独学で上位公立高校に合格するまでの記録

全ての学力アップに必要な語彙力・言葉力

全ての学習の軸となる国語力・語彙力

色々な学習法や、学力を上げるポイントを調べているうちに必ず出てくる要素が『国語力』や『語彙力』。

確かに、最近の高校入試5教科共通の特徴でもある問題文の複雑化や問題文の長文化に対応して、高得点・合格を勝ち取るためにはますます必要な力だと感じます。

 

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◎語彙力を上げる方法

まず、一番先に思い浮かぶのが『読書』ではないでしょうか。

文章を読むスピード、筆者が何を伝えたいかを感じとる読解力、そして、物語の情景を語る上で必要な間接的な言葉の表現を読み取る力。

文章や言葉から受け取る情報が多ければ多いほど、理解が深くなるのは当然のことで、読書好きに学力の高い子が多くなるのは当然といえば当然です。

ただし、小学生や中学1年生(特に男子)にゲームよりも読書を好きになれと言っても、なかなか難しいでしょう(笑)

子供の好きなジャンルの本を探して、少しでも本を好きになってもらう努力は小学校低学年から粘り強く続けなければなりませんが、すでに受験を意識しなければならない中学2,3年ではそう悠長なことは言ってられないので、学習の一環として『語彙力』をアップさせる教材を与えて勉強してもらうしかありません。

 

◎中学生におススメの『語彙』学習本

学習の基礎でもある言葉の知識不足が指摘されている現在では、言葉・語彙の学習教材が結構豊富にあります。

数あるご語彙教材の中から、特に学習しやすいものをいくつか紹介させていただきます。

 

まず、偏差値60以上の高校を受験予定の生徒のための語彙学習の市販教材となると、この2択になるかと思います。

 

 

 

この2冊とも、書き込み式ではなく読みながら覚えていく教材です。

赤シート付で、読む→暗記→赤字隠して確認という学習スタイル。

語句・意味・例文のシンプルな作りで、四字熟語や慣用句・ことわざ系の言葉も記載されており、国語学習の副教材としてはどちらか1冊は学習しておくべきです。

我が家では国語力を伸ばす語彙1700 (シグマベスト)を選択しました。

他にも、選択ミニテスト形式のものや、語句書き込み式で確認するスタイルなど色々な語彙本ありますが、あまり時間をかけて学習する分野でもないので、感覚的にはこの2冊のどちらかを使用して英単語を覚えるように、流し読み&何度も繰り返し読む方式で進めましょう。

読書嫌いの子に勧めるのはもちろんですが、読書好きの子にとっても言葉を知るというのは楽しい作業になることと思います。

 

◎小学生向け『語彙』学習本(中学1年生にも是非)

どちらかと言えば、語彙本は小学生向けの教材のほうが豊富です。

実際に中学入学後の学習基礎を作るという意味でも、時間に余裕のある小学生のうちから、読書と共に言葉の勉強は是非やっておくべき学習と言えます。

現在中学1年生なら、小学生向けの教材でも十分に使えるはず。

 

現在小学6年生の我が家の娘が使用しているのがこの学校6年生までに必要な語彙力が1冊でしっかり身につく本です。

小学1年向けの簡単な言葉から順に学習していき、基本的な語句を選択式問題で学んでいく教材で、書き込み式ではなくサクサク進められるところが娘にも好評です(笑)

 

10歳までと書いてますが、このレベルアップ編はなかなか侮れない語句もたくさん載っていますし、マンガ付きの語彙本はいくつかありますが、このシリーズのものはシュールで面白いです。

基本編もあるので、幅広い学力に対応可。

勉強嫌いの小学生~中学1年生に是非(笑)

 

 ◎大学入試改革に備える

大学入試改革によって、記述式の解答が増えることが予想され、思考力・判断力・表現力がより一層重視されることになり、これに対応するためにも、読解力・国語力の強化はこれからの学習の大きなテーマになるはずです。

その基礎となる語彙力は一朝一夕で身につくものではないので、早い時期からの読書習慣や語彙を増やす言葉力の学習が必要です。

現在中学3年生の息子は、国語の成績はもちろん、話す内容・説明する能力、様々な場面でこの言葉力・語彙力の無さがネックとなっており、もっと早く学習するべきだったと後悔しています。

とは言ってもまだまだ中学生。

遅すぎるということはないはずなので、同じように感じているお子さん・ご家庭は是非『語彙力』強化に取り組んで、一緒に学力の底上げをはかりましょう。

 

ではまた(^^)/