塾なしアスリートの公立上位高校受験

普通学力のサッカージュニアユース中学生が独学で上位公立高校に合格するまでの記録

良くない定期テスト結果が返ってきたら親が考えるべきこと

中学生定期テストの結果が悪かったら・・・

年度が変わって初めての定期テストが返却されてきている時期でしょうか。

さて、お子さんの成績がどうでしたか??

結果が悪くても、終わってしまったことに対してガミガミ言ってもイイことは何もありません。

大事なのはその結果を踏まえてこれからどうするかお子さんや先生、塾の講師と一緒に考え、成績を上げるためにどうモチベーションを上げていくかということ。

繰り返しますが、結果に対して怒っちゃダメですよ(笑)

 

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◎中学1年の1学期定期テスト

初めての大きなテストを終えた結果はいかがでしたか?

好成績で褒めてあげているご家庭より、想像以上に得点が低くショックを受けてるご家庭のほうが多いのではないでしょうか。

まだ、お兄さんお姉さんがいるご家庭は経験済でしょうが、長男長女の場合だと小学生時代の成績より目に見えて点数が下がっている場合があります。

中学1年初めての定期テストは、これからのテストに比べたら範囲も狭く、基礎的な問題も多いので高得点が狙いやすいといえる反面、2か月分の授業範囲のテストを1日で5教科受けたりするのは初経験の子がほとんどのはずですので、初めての英語のテストも含め、得点が振るわない理由はたくさんあるものです。

ですので、高得点を期待していて平均点に沈む位は、まだまだ挽回可能。

実際に一番初めのテストが結果的に中学3年間で一番高得点だったという子は、私の周りでは少数派です。

主に、勉強の仕方、広いテスト範囲に対する準備が不十分だったのが原因というのが多いはずなので、ここであきらめずにコツコツと通常学習をして次回の定期テストの対策をしっかり練れば必ず得点は上がっていきますよ!

内申点もまだまだ挽回可能なので、2学期テストに向けて親子で学習方針をしっかり話し合ってください。

ただし、今回平均点以下の教科が多かった場合は、授業についていけていない可能性もあるので、必ずこのタイミングで通塾や通信教育を考えたり、親御さんが勉強を見てあげるなどの対策を考えてください。

厳しい言い方ですが手遅れになりますよ。

 

 

◎中学2年の1学期定期テスト

2年生になると重要なのは点数や順位ではなく、前年度の成績と比べて少しづつでもいいから上がっているかというのがポイントです。

成績が上がってきている子は、結果という特効薬のおかげでモチベーションも上がってきているはずで、今後の伸びも期待できますね。

たくさん褒めてあげましょう(^^♪

1年生の平均点以下の生徒と同様、目に見えて成績が下がってきている場合はこちらも対策を考えなければならないでしょう。

中学2年になると、塾に行っているとか勉強をしているかどうかよりも環境の見直しが必要な場合が多いように感じます。

部活やクラブのスケジュールが厳し過ぎて、日々の勉強に頭が回らない可能性もありますし、塾に行っているからと言って家で過ごす時間のほとんどをスマホやゲームに使っていませんか?

ここでもガミガミ言ってもしょうがありません。

1年生と比べて、本人も定期テストというものがどういうものかわかってきているはずなので、ほとんどが学習に対するモチベーションの問題です。

塾に行っているから、机に向かっているから頑張っているんだろう。ではなく、定期テスト前にどういった対策や計画を立てているのかお子さんに落ち着いて話を聞いてみてください。

頭ごなしの会話はほとんどのパターンで逆効果。

学校のワークは本当にしっかりやっていますか?

提出に間に合わせるためだけに答えを写している子も多いと思いますよ?

家での学習ルールや生活ルールの見直しをして、どういった勉強法が合っているかも再検討しましょう。

塾に遊びに行っているだけなら、スタディサプリなどの通信教育のほうが学力が身につく可能性もありますので、環境を変えてみることも検討するべきです。

 

 

◎中学3年の1学期定期テスト

さあ、周りの友達も少しづつギアを上げて勉強し始めるのが目についてくるこの時期。

成績の順位も少し変動が見られるかもしれませんね。

中学校では、この定期テストの結果をもとに進路指導・三者面談が本格化してきますし、順調に得点を伸ばしたり、点数が下がったりしても常に『どの高校なら合格できるか』という判断基準がついて回るようになるはずです。

内申点もこの時期になると、ある程度予想できてしまうので、現実を知って焦り出す生徒・保護者も少なからずいるはずですが、この時期に来たら是非お子さんと『前向きな話』をするように心がけましょう。

中学3年になってくると大事なものはここまで積み重ねてきた『基礎力』です。

わからない教科・単元は中学1年まで遡ってでも、もう一度基礎から復習し直すことが必要になってきます。

勉強が嫌いなお子さんにとっては苦痛を伴う学習でしょうが、いきなり受験問題集をがんばってもなかなか成果は上がらないでしょう。

行ける高校が絞られてきているのは事実ですが、入試本番までまだ8か月もあります!

苦手な教科も基礎から見直せばまだまだ捨てる時期でもないですし、3か月もあれば子供の学力は大きく変わります。

どうかお父さんお母さんの話術で、是非現状の学力よりも、上の高校を目指す気持ちにしてあげてください(笑)

7月以降には学校見学や説明会も増えますし、モチベーションのスイッチが入るタイミングは今後まだまだあるはずです。

勉強法や問題集選びなども重要には違いありませんが、『気持ち』に勝るものはないはずなので親子とも最後まであきらめずにいきましょう!

 

 

 

まずは、定期テストを頑張ったお子さんには『お疲れ様、頑張ったね』の言葉をかけてあげてください。

まずそこから再スタートですよ。

 

 

ではこの辺で(^^)/