塾なしアスリートの公立上位高校受験

普通学力のサッカージュニアユース中学生が独学で上位公立高校に合格するまでの記録

志望校決定はいつ?ギリギリまで上を目指すべき理由

志望校を決める時期

 

息子も中3になり、第一回志望校調査票を提出する時期となってきました。

比較的早めに情報を与え、都度話し合ってきている我が家では、新たなサッカー推薦話でも出ない限りは志望校は息子に任せても問題ないと考えています。

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皆さんの家庭ではいかがでしょうか??

子供の学力に合わせて行ける公立高校を選ぶ?

親がやきもきしてるのに子供がまだまだ志望校のイメージすらない?

この時期に来て、子供がはるか上の偏差値の高校を目指すと宣言?

 

いろんなご家庭があるでしょうが、7月位には具体的に学校で3者面談も始まりますので、ある程度の方向性はその前の話し合わなければなりません。

 

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◎学校の進路指導

 

中3から進路指導が本格化する公立中学と違い、数回模擬試験を受け、面談も繰り返している学習塾では、既に志望校は見えていることと思います。

学習塾も商売。進学実績が欲しいはずなので、身の丈にあった高校選びではなく、少しでも上位の公立高校を目指す流れになってきているでしょう。

しかし、それは塾なし勢も同じで、今の学力より上の高校を目指すのは当たり前のことであり、この時期には必要なことだと感じます。

実際に、中3の1学期くらいから、それまで安定していた学校定期テストの序列上位に食い込んでくる生徒がクラスに1,2名は必ずいるのです。

内申システムがあるので、トップ校への大逆転合格はなかなか難しいですが、まだ中3の5月、偏差値が10足りない??いやいや、まだまだ間に合います。

これまでどの程度、努力してきたか、既に通塾はしているのか等いろいろと条件は変わるでしょうが、偏差値50→60程度のアップは絶対に可能。

※偏差値65→70はなかなかに厳しい道だというのもご理解ください

一般的に公立中学だと、夏休み前の3者面談+夏休み明けからの複数回校外学力テスト(模試とは違う)で自身の偏差値と志望校合格ラインを睨みながら、11月の最終三者面談で志望校決定という流れになると思います。

学校によって、そして担任の先生によって指導やアドバイスは様々でしょうが、決めるのはあくまでも本人と親御さんです。

三者面談の席で、志望校を相談するのではなく、自分の偏差値と模試での順位をもとに面談では先生に家庭での決定を報告する場にしましょう。

 

 

◎公立高校は出願後に変更できる

 

公立高校受験のシステムはほぼ全国共通で、公立高校出願→出願後倍率発表→出願変更期間というものがあります。

志望校決定はあくまでも合格偏差値を睨みながら行うもので、倍率を気にしすぎるのは避けたいところですが、何を言いたいかというと、志望校最終決定はだいたい1月下旬に最終決定を下すものだということです。

 

なんだかんだ言っても、高校受験は短期決戦

その時々の子供の集中力次第で状況は大きく変わるのです。

 

中3の1学期、2学期からでも学習意欲によって逆転はもちろん可能ですし、冬休みからの2か月間で得点力を上げる方法だってあります。

しかし、中3初期から身の丈にあった高校を選んだり、2学期の早い時期に志望校を下げたお子さんには学力アップのチャンスは永遠に訪れません。

ご家庭の事情によって、絶対に公立を落ちるわけにはいかない人もいるでしょうが、それも含めて、1月いっぱいまで努力することが無駄であるはずがありません。

大学受験と違い、ほぼ全ての人が審査にかけられる最初のテスト、最初の人生の分岐点が高校受験です。

勝手に見切りをつけて、この試練と戦うチャンスを捨てることは絶対に避けましょう!

 

 

小学生時代からスポーツをしてきたお子さんなら、試合の勝ち負けや試合に出場できるかどうかのチーム内の戦いなど、数多くの『比較』をされるのが当たり前の世界で育ってきていると思います。

過保護な学校教育の現場(親のせいでもある)で、現代の子供たちは比較されることに慣れていない中、やはりスポーツをやってきた強みはそこだと私は感じています。

中学3年生で迎える他者との最後の競り合いに勝てるかどうか!

負けたとしても成長できる試合の結果が楽しみですね。

 

 

ではまた(^^)/