塾なしアスリートの公立上位高校受験

普通学力のサッカージュニアユース中学生が独学で上位公立高校に合格するまでの記録

高校受験・成績が上がる『勉強法』ってあるの?

 

◎勉強法よりもモチベーション

 

巷には『定期テストで450点取る勉強法』とか『塾にいかずに偏差値70を超える勉強法』など、様々な勉強法が溢れておりますが、そんな『勉強法』という効率よく点数上げようとする方法なんて本当にあるのでしょうか? 

 

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 我が家はどちらかというと、勉強よりもスポーツを重視してきたせいでしょうか、地道な基礎・繰り返し、そして、自ら考えて練習する以外に実力を伸ばす方法はないと考えてしまいます。

『サッカーの公式戦ですぐゴールが奪える練習法』なんてありませんよね?

まあ、勉強法を前面に押し出してるブログやサイトはほぼ宣伝・商売絡み。

あまり、そこに着目しすぎると本質を見失います!

我が家が参考にしたのはせいぜい社会・理科インプット・アウトプットの順番と比率くらいでしょうかね。

英単語の覚え方は、向き不向きがあるし、あまり参考になる情報が少なかったです。

英単語・漢字は工夫どうこうよりひたすら反復学習と不安・間違い箇所はその場で解決する復習

 

ただ指示されたことだけをするのではなく、自ら成長しようと考えて練習する。

塾に行くだけで成績が上がるわけではないのと同じ。

重要なのは、塾でも、自宅学習でも、サッカーでもモチベーションです。

覚えるべき情報を覚えて、与えられた問題集で試しながら全ての演習をこなす。

ひたすらこの作業を頑張る事しか我が家は戦いようがないのですよ。

勉強法というよりは、ルーティンと言ったほうがが正解かもしれませんね。

弱点も含めて、今何を勉強すれば得点が伸びるのかを考えて、必要な教材を利用する。

 

効率よく学力を上げる方法(コツ)もあるのかもしれませんが、個人的にそういったものは好きじゃないし、不器用な息子には、スポーツをやるようにトライ&エラーで進んでもらいたいですね。

そのエラーを少なくするために必要なのが、皆さんの通っている『塾』なのです。

もちろん、最終的には勝負に勝たなければ意味がないので、その練習メニュー(教材)、練習試合(模試)、体調管理(学習計画)はサポートしていきますが、とにもかくにも勝ちたいというモチベーションを保つサポートを最重要としていきたいと考えています。

 

・問題集は三回繰り返す

 

この定番勉強法もトライしましたが、うちの息子にはすごーく難しかった。。。

これできる子供って根気ありすぎじゃないですか?(笑)

時間的にもなかなか前に進めないので、我が家では

間違えた問題は日にちをずらして解き直す』が精いっぱいです。

理想ばかり追いかけてもしょうがありません。

 

後は暗記科目とはいえ、知識インプットのあとの問題集(アウトプット)を習慣化すること。

これも最初は同じようにめんどくさがりましたね~(笑)

中1の頃はこの問題集による、演習量を増やすという作業が相当苦痛だったらしく、よくお小言言ってました(*´ω`*)

『必要だと感じ始めたは中2の夏だった・・』と息子は遠い目をして語ります(-_-メ)

 

 

 

◎友達は重要な存在

 

勉強法ではありませんが、環境的にありがたかったのが、小学生時代から仲の良いクラスメイトが皆、学力優秀なこと。

友達がアホばっかりだと本人も恥ずかしいと感じません。

低学力同士でつるんでるお子さんをお持ちの家庭は、相当不利ですよ(笑)

そういう意味では競い合う要素が少ない個別指導塾ってのもなかなか伸びるのが難しい環境かもしれないですよね。

息子のサッカーチームメイトは危険水域学力の子供ばかりなので、この優秀で競い合えるクラスメイトの存在は本当に貴重です。

当然のように、そのクラスメイト達は公立トップ校・上位校を目指してますしね。

 

スポーツをやっている子供は、競争意識やプライドが高い子も多いですが、そのプライドが逆方向に働くと『比べられたくないから勉強しない』というケースに発展してしまいます。

努力した結果負けるという事実が怖いんです。

意欲を引き出すために『結果』と『手応え』は特効薬になりますから、なんとか中学1年の早い時期に『競える可能性』が見える『結果』が欲しいところですね。

 

勉強する気ないんだから結果なんて出せるはずない。。。ってご家庭なら、まず定期テスト5教科のうちの1教科に着目して勝負させてみてはどうでしょうか?

理想を言えば『英語

積み重ね教科とはいえ、英語は時間を割けば必ず得点に反映する教科。

英語が嫌いと公言するなら『社会

これは真面目に3,4日勉強したら必ず80点行きますよ。

考えずに学校のワークを利用して、ひたすら覚えるだけ。

うちの息子が上位陣に食い込むきっかけを作ったのは『社会』でした(笑)

 

中学1年最初の定期テスト総合順位からの大逆転は思っている以上に厳しいミッションです。

モチベーションを保たせるの初めて訪れるチャンスなので、現在中学1年の定期テスト前のお子さんがいらっしゃいましたら、全力サポートですよ!

 

 

 

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◎サッカーとの両立による人間的成長 

 

サッカーと両立・平行しながらの勉強時間の確保はなかなか難しいですが、忙しい平日の中で学校の課題をこなすスケジュール感覚はこの2年間である程度身についたようです。

この感覚は受験へのラストスパートへ向けて大きな武器になるような気がしてます。

 

平日の火・水・金曜日は16時に帰宅して、軽食を取り17時には練習に出発しなければなりません。

帰りは22時自宅着で、風呂&飯後23時に寝るため(スポーツ選手は早く寝なきゃいかん)には、16時~17時の軽食込みの1時間も無駄にできない予定になってしまうのです。

練習がある日はほぼ学習できないため、月・木曜日は提出に余裕のある課題+自分用の学習を予定に組み込みまなければならないし、土日も練習・試合が入り、休みはほぼありません。

その急に入る休日予定も、午前中・午後・夜とバラバラなのでその場その場でスケジュールの微調整を行う感覚もずいぶんついたと感じます。

親が寝ている休日でも、『今日昼からずっといないからさー』と朝8時から勉強をしている息子を見ると、この2年間の成長を確実に感じて泣けてきます(笑)

 

周りを見ていると、スポーツと勉強を高いレベルで両立できている家庭はかなり少ないはず。

我が家はサッカーも学習もどちらも偏差値60くらいのまだまだなレベルですが、ここまで来れただけでも正直自慢してよい気がしてます(笑)

でも、ここまで来たら最後に勝たせてあげたいですよ。

 

サッカーでも。高校受験でも。

 

 

ではまた(^^)/