中学1年の頃は、基本的には定期テストで80点(いや・・90点?)取るのを目標に、基礎をガッチリ固める方向の勉強で十分だと思います。
しかし、中学2年くらいになると徐々に入試内容を意識した勉強も必要になってきますし、この段階で、なにより親御さんがその高校受験について確認・調査しなきゃならないことが増えてきます。
◎地域別の入試内容を知ろう
通塾家庭はこの辺を完全に、丸投げすることもできるのですが、塾なしチームは親が諜報員にならなければいけません。
とにもかくにも必要なのは、自分の地域の高校受験制度と試験内容の詳細。
内申(調査票)の得点計算システムも各県でバラバラです。
入試試験の難易度も地域によってバラバラです。
3年の初めくらいには、公立中学校でも受験指導が本格化してくると思いますが、少しでも上の高校を狙う親子なら、早めに自主的に情報を集めましょう!
某塾や出版社サイトからの引用ですが、このへんを読んでもらえたら、各都道府県でこれだけ試験内容が異なるというのが、なんとなく理解できると思います。
自分の地域の基本受験内容は地域の「教育委員会」のHPなどを利用したり、受験用の雑誌なども各地域で販売してると思います。
また、おそらくお住いの地域にはたいてい『ブログ大好き個人塾講師』様がいらっしゃると思うので、そのブログを読んでみるのもいいんじゃないでしょうか。
塾なし勢(特にクラブチーム組)は2年~受験本番までは独自のスケジュールを組まなければなりません。
今後このブログでも、私個人の考え方や我が家の計画を細かく書いていくことになると思いますが(結構長々と書きそう)、あくまでも私たちの地域のうちの息子用に作った予定なので、当然、お住いの地域・お子さんの生活環境や学力でカスタマイズやオリジナリティが必要になってくるでしょう。
その時の準備知識として、そのような情報がなければ迷走します。
ただでさえ正解がなさそうな作戦をたてなきゃならないのですから。。。
◎受験する可能性のある高校の受験調査
次に調べるのは、お子さんの学力に合わせた、そしてお子さん自身が目標とする可能性のある高校の試験内容です。
上のような項目のような入試情報HPにも記載されていますが、同じ地域の中でも各高校により試験内容・試験難易度は様々。
独自問題のある高校、3種類の難易度の中から高校側が問題を選択する方式、それが2種類の地域、受験生全員に面接を課す地域、さらに私立高校だとマークシートの試験方式もあるでしょう。
目標とする高校がどの入試制度を選択している高校なのかを理解しないと、どの教材をや選ぶか、どの問題集を買うかなんてまとまりません。
加重配点により、英国数の配点率が高い高校もあります。
その高校に行きたいのに、得意教科は社会・理科です!!ではちょっと不安。
2年生くらいの成績と照らし合わせて、どの教科に重点をおくかが変わってくるということです。
まあいずれにしても、英語・数学(特に英語)が苦手だと上位の高校は難しいですが。。。。(*´Д`)
年々、この加重配点を選択する高校もますます増えると予想されています。
しかも、入試制度改革によって、より思考力や記述力が必要な問題も増えるでしょう。
このように、知らなければ不利になる情報はたくさんあるのです。
地域によっては公立高校受験といえど、自学では相当厳しい地域もあるはず。
幸いにも、わが県の入試は他の競争の激しい地域に比べると、まだ今のところ対策はしやすいと言えますけどね。。。。
塾の大きなストロングポイントであるこの『情報』を自分で精査する作業は結構大変ですが、お子さんのため!がんばりましょう!
では、今回はこのへんで(^^)/