国語の読解問題は早めに対策
以前は私も国語なんて勉強しなくても、日本人なんだからある程度点数が取れて当たり前と考えていたけど、親になると国語読解が苦手な子が結構多いことに気づくと思います。
本を読んでないから??
いやいや、私も本なんて読み始めたのは高校くらいから。
小中は漫画しか読んでませんでした。(動画よりはまし)
確かに読書量は読解力に直結するものですが、苦手な子供は答え方がわからないかなんとなく答えているかのどちらかの可能性が高い。
『答え方』がわからない
・なぜですかと聞かれているのに答えに『~だから』と書けない。
・書き抜きなさいと言われているのに語句を変えてしまう。
・10文字で答えなさいと問われているのに、勝手に10字以内と脳内変換する。
・記号で答えなさいと言われて『あ』を『ア』と書く。
これに関してはケアレスミスと簡単に言っていてはダメ!
解決方法はおそらくシンプルです。
テストの基本の基本である『問題をよく読む』。
当たり前のことだと思うでしょうが、中学1年生男子とかは、相当多いと思いますよ(笑)当然我が家もでした。
ア・イ・ウ・エ・オから選んで答えなさいで『1』と書いてきた時は笑いましけどね(笑)
当然✖です。脳内変換恐るべし!
とにかく、全教科の基本である、問題をよく読んで、求められている答え方で答える。
質問文と対話する感覚が必要ということです。
なんとなく解答している
これはすぐには改善されないんですよね~。
国語読解には必ず意図した『解答』があります。
選択問題で選択肢が5個ある中に、『完全な正解』は必ず1つだけという考えで解かなきゃならない。
5個ある解答のうち、3個は本文と内容が違うからすぐ除外できますが、残りの2個はどちらも本文と内容合ってたりします。
ただ、質問文に『主人公ににとって』とかの副題めいた情報を精査することで完全に合致する解答を最終的に選ばなけれ結局不正解で0点なんですよ。
ここでも、問題をよく読むという基本も大事ですが、それに加え答えを導くには、『公式・決まり』のようなものあると意識する必要があります。
必ず、答えには『理由』があるということ。
その『理由』を本文の中から探すのです。
記述式の問題でも、入れるべき大事なキーワードが存在します。
それを入れながら書くという意識。
答えは必ず本文の中にあり、勝手に自分の言葉で答えてはいけないという意識。
この意識を常に持ってトレーニングするしか得点アップ&安定はなかなか難しいでしょう。。。
でも、早い段階からコツコツやれば、必ず改善されるポイントだと思います。
おすすめ国語読解教材
我が家で購入して効果があった(と思われる)教材2冊紹介しておきます。
実はこれ以外にも、1年の国語だけで2冊くらい無駄にした問題集もありました(笑)
評判のよいものを買っても、子供の性格・やる気に合わない、またはレベルが合わないなどの理由で効果があるかないか以前に、進まないという現実があります。
もしかしたら無理矢理やらせていたら、効果は大きかったのかもしれませんが、自学でやる以上、大事なのは本人のモチベーションだと思い、ダメだと感じたらすぐ中断して、より条件の合うもの探しました。
ですから、みなさんも私の紹介・ネットのレビューなどを完全に信用しないように(笑)
あくまでも、お子さんと対話してよりよい環境を与えてあげましょう。
では1冊目。
え、中学受験って小学生の本じゃん!!
と言うなかれ、読解の答えの考え方やそのヒントになるキーワードの説明など、非常にわかりやすいです。
これを読んですぐ得点力が上がるような本ではないですが、こういうふうに考えて文章を読むと、答えを導き出せるんだ~?っていう考え方のスタートには効果あったと思います。
下の当時小4の娘も読んでました(笑)
問題集ではなく漫画+説明なので、『勉強時間に読んでね♡』と言えば100%読むでしょう。
国語苦手なら、これは中1の夏休みとか2学期以降でもいいかな。
問題集というよりは解説書です。
問題数は少なく、その解答の説明となぜそのパターン になるかの『公式』に重点を置いて書かれています。
この著者の読解シリーズは現在でも使用してますがこの本が一番、とっつきやすいと感じました。
ただ読むだけでなく、問題を解いての解説なので、経験値はそれほど積めませんが、頭には入りやすそうです。
書籍のサイズも大きく、ページ開いたときに字がびっしり書いてある感じがないので精神的ハードルも低そうです(笑)
以上2冊、1学期のテストで国語がボロボロ(涙)というお子さんにいかがでしょうか。
では、このへんで(^^)/