塾に行けないデメリット
通塾を除外したからには、そのことによるメリット・デメリットを理解しておかなければ、互角には戦えません。
塾に行かないデメリットは大きく分けると以下の4つでしょうか。
・学習習慣にばらつきが出る
親にあれこれ言われてもなかなか実行できないのが中学生。
でも、塾に行けば塾には『講師(先生)』がいて、課題が出る。
イコール学習量が増える。(強制的に)
これは、もう自主性を育てて対抗するしかないですね。
粘り強く会話すれば、必ず解決できます。
そもそも部活・スポーツをやっていると毎日均等には勉強できません。
『勉強できない時間』を把握しながら勉強計画を組む。
この考えかたは絶対必要です。
理想を言えば、小学生時代から自宅学習の習慣を身につけておけばまったく問題なし。
自主的に勉強する癖をつけられたら、高校入学してからそれはストロングポイントに変わりますよ。
・自分の学力が把握しずらい
学校の定期テストで、得点・順位はわかるでしょうが、所詮それはテスト範囲内での結果。
はっきり言って、定期テストなんて詰め込みで得点はUPします。
でも、受験本番は中学全範囲(長期記憶)での勝負です。
定期テスト(内申)はよくても、学力テストはボロボロ。。
そういうタイプは塾に行っている子にもたくさんいます。
まずは、現状把握とモチベーション維持のために是非中学1年から『模試』を受けましょう。
もちろん塾に行ってなくても参加可能。
回数は多ければ多いほどいい。
我が家ではサッカー公式戦・遠征はそちら優先ですが、重要ではない練習試合程度なら模試優先にしてます。
ですので問題ありません。
・塾の教材のほうが豊富&優秀
例えば、塾に通っていると模試の前に模試の過去問をやったり、学力テストの過去問があったり、市販していない塾専用のテキストなどがあり、とにかく豊富です。
ただ、模試の過去問など個人的にはその場しのぎだと思うし良質のテキストっていっても、それを生かすのは本人次第。
中学学参の市販書籍・問題集は充実してるとはいいがたいが、じっくり良書を選んで買えば、対応可能だと感じています。
塾に行けば年間30万かかりますが、市販書籍で対応すれば、年間3万円以内。
これもメリットに変換できますね(笑)
・スケジュール管理・受験情報
個人的にはこれが一番大きなデメリットだと感じています。
まず、大事なのは受験本番ですが、学校の通常授業での進度に任せていると、全範囲が終了するのは中3の1月、へたすると2月の学校もあるでしょうか。
受験前では過去問や応用問題対策などが必要になってきますが、特に数学は2学期以降の履修内容(しかもその応用問題)が非常に大事になってきます。
では、塾ではどうするかというと、『先取学習』によって2学期の10,11月くらいには全履修範囲終了させる授業を行い、その後は受験問題対策に移るのです。
自宅学習でこれに対応するのはなかなか難しい。。。
ただ、中1からコツコツと自宅学習の習慣をつけてきた子なら独自のスケジュールで『数学』と『英語』に絞って、先取り学習を最小限の負担で対応していきましょう。
そういった様々な受験知識を知らないのが問題なのであって、これだけの情報社会、必ず解決的スケジュール組めます。
むしろ、偏差値60程度の学力だとしたら、『先取学習』と『学校の通常授業・テスト』の併用は危険。
どちらも中途半端になる可能性があります。
集団塾だと、その予定に無理矢理ついていかなくてはなりません。
自学で負担の少ない子供の合った先取り予定を組んでいきましょう。
受験情報もひと昔前なら塾が圧倒的有利だったでしょうが、インターネット普及で、情報戦も全く問題なくなりました。
なんかスポーツ的理由・経済的理由などで塾に行かずに受験を乗り切れたら、逆に自主性のある素晴らしい高校生になる予感しませんか?(笑)
ではまた(^^)/