塾なしアスリートの公立上位高校受験

普通学力のサッカージュニアユース中学生が独学で上位公立高校に合格するまでの記録

高校受験と部活・スポーツとの両立(はじめに)

 

塾に行かずに、公立上位高校合格を目指す!

 

春から中学3年になる我が家のサッカー大好き中学生。

そんな普通の中学生が、スポーツに打ち込みながら学力向上を目指し、塾に一切行かずに公立上位高校に合格することは可能なのか?

 

公立高校志望なら、やり方によってはトップ校であろうが十分に可能です。

中1初期は偏差値53だった我が家のアスリート中学生が、偏差値65の公立高校に合格する(予定)軌跡と試行錯誤した作戦・方法論を語るブログです。

 

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◎勉強とスポーツの両立は可能か?

学校部活動でも両立はなかなかに大変なことなのに、外部スポーツクラブとなると、難易度は跳ね上がります。

平日の練習(部活じゃないので移動時間長い)、週末の練習試合・遠征をこなしながら学校の宿題、学期末テスト、課題の提出、塾の授業、塾に行ったら模試、塾の夏期講習、etc.. 

 

全て中途半端になる予感しかしませんよね?

 

スポーツ選手は引退してからの追い込みがすごいから受験にも間に合うという都市伝説ありますが、これは半分嘘。

いままでさぼっていた分、急激に学力あがったから勘違いしてるだけ。

結局は、上位には届かずに終わる可能性が高いはずです。

 

高校受験には基本的に学校の『内申点』というものが影響してきます。

各都道府県で運用は様々ですが、要は『通知表』の成績も受験の合否判断に使用するとう観点のもとに算出されています。

テストの点数だけではなく、授業態度、提出物、総合評価でついてくるこの評価。

1年生の1学期から始まっているこの評価システムでは、3年生からの追い込みは効きません。

 

真面目にコツコツやるしか道はないのです。

うちはスポーツで私立高校に特待・推薦で行くから関係ないとお思いのご家庭の皆様。

一部のスポーツエリートを除く残りの95%のスポーツ選手は一定の学力がないと行ける高校、特待の内容、実際に支払う金額(授業料・入学金)が変わってくるのを理解してますか?

 

そう、学力はあって損する事はひとつもない!

 

え、そんなのわかってる?

では、一緒にあがきましょう!

スポーツに打ち込んでいても、標準以上の学力は保たせなければお子さんの選択肢はどんどん狭くなってしまいますからね。

 

 

◎そもそも両立ってなに??

それぞれのご家庭で事情はちがうでしょうが。。。

私個人が勝手にイメージしているのは

 

・サッカーで県ベスト8レベルのサッカークラブ(部)のスタメン
・目指せる高校偏差値が65以上(サッカー重視の私立であっても)

 

このラインはそれぞれのご家庭で設定してください。

大事なのは中学1年時から、親子で目標設定することです

偏差値なんて子供からすりゃ、なんじゃそりゃの数字でしょうが、中学2年後半にでもなれば嫌でも学校の授業、進路指導でポンポン出てきます。

中学1年の成績(おそらく自由なサッカー少年の成績はボロボロでしょう)を見てから、目標設定するのでは遅すぎます。

 

実は70%くらいは小学校卒業時点で中学での学力は決まってます

スポーツを本気でやりつつ、自宅学習で両立を目指せる子とは

 

素直(過度な反抗期ではない)

 中1、中2で反抗期だと、学力にも大きく影響します。

効果が薄いですが、個別塾に放り込むしかないかも。


小学校時代のテストでは85~100点

小学校で70点以下連発してるようだと、中学の自学は難しい。

ある程度の基礎学力ないと、市販問題集・参考書では学習効果激薄。


スポーツも実力が高い

 スポーツレベルが高い子なら、それを餌に学力も上げられる可能性あり。

もともと本気じゃない子に●●●点以下ならサッカー辞めさせるよ!

なんて通用しません。

そもそもスポーツに全力で挑めない子は勉強にも挑めるはずがない。

あまり、実力ない子は学校部活がベストだと思います。

(集団塾との両立が可能)

 

共働きではない(又はどちらか早く帰宅している)

 よほど精神年齢高い、しっかりした子じゃない限り、おそらく学習習慣ついてないのでは?

失礼を承知でいうとシングルのご家庭もなかなかに厳しい。

スマホ・ゲーム熱中率高いのではないでしょうか??

うちも共働きですが、中学生という年代はそれが当たり前で、自分から学力の大事さを考えて勉強している中学生は相当な少数派なはずです。

 

小学生のスポーツ少年少女を持つご家庭の皆様。

中学高校を見据えてガミガミ怒るのではなく、うまくアメとムチ使いながらコミュニケーションを増やし、その会話の中で学力の大事さを理解してもらいましょう。

 

スポーツ選手でも学力大事!!

絶対にあきらめてはいけないのです!


『プロになるなら英語くらい話せなきゃね~』ってうまく煽れる親子関係を作ってください。

 

 

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 ◎ブログを書き始めた理由


現在、ある地方の結構大きな都市に住んでおりますが、出身はさらに地方で、その近辺には高校自体3つくらいしかなく、都市部での高校受験の激しさ、ましてや中学受験なぞ想像すらしていませんでした。
息子のサッカーには夢中になって応援してきましたが、その息子が中学に入学するまで、数多ある高校の偏差値なんてまるで把握しておりませんでした。
ただ、漠然と学力もないと将来苦労するだろうから勉強もしっかりしなきゃダメだよ?程度の認識。

しかし、中学入学するとクラスメイト達の通塾率に驚き、なぜそこまで金かけて勉強する?という疑問とともに高校受験の厳しさと実態を調べ始めて、ようやく理解しました。
ただ、昔から集団スポーツで人間性を磨いてほしかった私は、中学でもスポーツを控え勉強にシフトする考えにはなれず。。。

 

 もちろん通塾も考え、資料や色々な情報を集めましたが、やはり、サッカーとの両立にはどこか無理がある。

平日は通塾するよりも、学校の課題を完璧にこなし学習評価上げるほうがよほど意味があると判断しました。

 

で、次に調べ始めたのが、塾なしで成績を上げる方法、そして、塾なしで偏差値上位の高校に入れる可能性があるのか。ということ。
塾に行かずに・・というブログもたくさん読ませていただきました。
現役の進学塾講師の自学に対するアドバイスや持論などもたくさん。
ほんとに多くの情報が書かれていましたが、たいていのブログやアドバイスが、すでにある程度上位の成績のお子さん、そしてほとんどのお子さんが学校の部活生。
大変参考になりましたが、内容は少し息子レベル(中1入学学力テスト偏差値53)には、やや高難度なもの多く、目指しているレベルも少し高いお話が多い。
もちろん、最終的に偏差値70越え!なんて言えればいいですが、ちょっとそれは難しいでしょう(笑)
しかも、やはり、ジュニアユースクラブに行くという学業的ハンデを背負ってる受験勉強情報はなかなか見当たらず。
だって、11月,12月まで本気でスポーツやってる受験生なんて、普通に考えたら相当な少数派ですよ。
学力レベルもそうですが、受験スケジュール管理はいただいた情報をもとに独自で組み立てるしかないな。。
という結論。

 

 

◎受験学習計画と市販問題集選び 

そして、塾の先生が推薦する自学用市販問題集は、ほんとにハイレベル。
中には、高校生の入門的なものを紹介されたりして、うちには参考外でした。
かと言って、ネットのレビューを見ても今一つピンと来ず、かなり頻繁に大型書店に長期滞在し、比較検討しました。
短時間で自学モチベーション落とさないように、うまくいけば上位校狙えるような都合のよい教材はどれかと(笑)
塾用の教材より市販のものは相当質が劣ると聞きましたが、ないものねだりしてもしかたないし。。。
アマゾンレビュー見て購入し、4ページほどやって処分してしまった問題集も星の数。
買ったけどもレベル高すぎて失敗したもの多数。

 

日記のような記録という側面もありますが、もし仮にうちと同じような環境、またはなんらかの理由で通塾を除外した家庭があって、その時、ネットに情報求めたときに目に留まればと。
少数派の自学組って意外と相談する相手いないんですよ。

 

もちろん私は教育関係者ではないので、的外れな話や選択も多いでしょうから、参考などと偉そうなことは言えませんが、せめてなにかのヒントくらいになれたら嬉しいです。

 

小学校高学年のサッカー少年のいるご家庭でも
(都心部では本気サッカー組は私立中学行くとかも読んだことありますが)
中学でのチーム選び、その後の進学など仲間としてご健闘を祈ります。 

 

我が家では、子供のサッカーはもう口出しを止めて、高校に進学したら今度は学業でも口出し無用になるはずです。
残り少ない、サポート期間。
できるだけ楽しく上(サッカー含む)を目指したいですよね。
妹もいるので第2試合始まる可能性もありますが(笑)

 

偏差値65程度の公立高校受験なら塾不要。

なんとかなりますよ!

 

この持論を実証してみせます。

あくまでも当方の地域ではという前提ですが。。。。

 

※各学年ごとにカテゴリー分けしているので、まず、お子さんの学年で読んでいただけたら嬉しいです。

その学年ごとにやらなければならない事、意識しなければならない事は異なり、その選択・計画を間違えると色々な面で難しくなってくる可能性が高いです。

常に上の学年を意識しながらサポートしてあげてください

心構えや、勉強法、問題集選びやスタディサプリ情報などの参考になれば幸いです。

 

 

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最後まで読んでいただいて感謝です(^^)/